2018年 07月 31日
フランスの郷土マカロン
自分自身の備忘録としても、郷土マカロンについて書いておきたいと思います。
(記載している内容は全て、祐子先生のセミナーとレジュメに基づきます)
フランスを代表するお菓子、マカロンにはたくさんの種類があり、地方により特色があります。
まず思い浮かぶ、すべすべしたカラフルなマカロンは「マカロン・パリジャン」。
こちらはとても歴史が浅く、1930年に日本でもおなじみラデュレが考案したそうです。
こちらもラデュレのマカロン。キャンドルスタンドにガラスアダプターを組み合わせて器にしました。
こちらは、ピエール・エルメのイスハパン。
フランス最古と言われるマカロンがこちら。コルムリーのマカロンです。アミューズスタンド3段に。
791年( !! )にロワール地方のコルムリー村の修道院で生まれたとされています。
写り込んでいるフランスの地図のフラッグは、食べるときに「これはどこのマカロン?」「コルムリーってどの辺?」という事が一目でわかるように、手作りしました。
こちらは、ピカルディー地方、アミアンのマカロン。13世紀後半から作られていたとされています。蜂蜜とアプリコットジャムを加えた生地で、見た目はサクサククッキーにのようですが、ねっちっとした口当たり。小さなバスケットにいれました。
こちらも13世紀ごろが起源の、ボルドー地方サンテミリオンのマカロン。
写真がピントが合っていないのしか撮れていなかったのですが、表面にお砂糖がまぶしてあり他のマカロンとはまた異なる口当たり。表面がひび割れているのも特徴だそうです。アミューズスタンド2段に、La vieベージュの15cmプレートをあわせました。
こちらは17世紀ごろから作られ始め、19世紀に広まったとされる、ポワトゥー・シャラント地方、モンモリオンのマカロン。星型の口金で渦巻き状に絞って焼くのが特徴だそうです。こちらのレシピを教えていただいたので、作ってみたい!
どれも一見、まるでクッキーのようなのですが、食べてみるとアーモンドプードルが入っているからか、ねっちりしっとりしています。とても美味しかったので、すっかりはまってしまいましたが、気軽に売っていないので、いつかまた旅した時の楽しみにしたいと思います。
こうして振り返って、また楽しかったレッスンの思い出に浸りました♪
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by yurisuzuki
| 2018-07-31 00:15
| テーブル & ホームパーティー